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黒革の手帳

松本清張の小説は「黒革の手『帖』」ですが、司法書士若田摩衣子事務所にも届きました。

「平成27年司法書士手帳」

黒革の手帳が届くと、いよいよ年の瀬だなあと実感します。

 

というわけで今回は、各士業の手帳を比較してみたいと思います。

(資格名は八青会のホームページから抜粋し、かつ手帳の存在が確認できたもの。-は詳細不明。)

資格名 サイズ(mm)

価格

(税込、円)

色・素材 レイアウト 一般販売

弁護士

150×95 1,954

司法書士

147×90 1,674 月間+週間

税理士

905

行政書士

169×83 900 黒・ビニールシート 月間+週間

社会保険労務士

170×90 700 月間+週間

公認会計士 

905

中小企業診断士

500

不動産鑑定士

土地家屋調査士

170×90 1,000 ブラウン - 

弁理士

180×95 1,960 黒・合成皮革 見開き2週間

 

こうして見ると、同じように見える手帳もそれぞれ違った味わいがあることがわかります。

 

サイズが小さいのは司法書士。手帳の大きさまで控えめですね。

価格が高いのは弁理士ですが、中には、牛革を使用した特装版もあるため、ばらつきがあります。

色は黒が多いですが、土地家屋調査士は土地に因んでかブラウンです。

レイアウトは、マンスリー+ウイークリータイプが多く、一般販売をしているのは、税理士、社会保険労務士、公認会計士のようです。

 

これらの各手帳の特徴は、

 

◆暦注(六曜、三隣亡等)

◆業務関連資料(法令、連絡先、管轄、早見表、換算表等)

◆付属品(カードルーペ等)

◆士訓、士業倫理

◆士歌

 

……等の市販の手帳にはない内容が充実しているところです。

しかも、司法書士の場合、加入している司法書士協同組合から送られてくるので、事務所にいながらにして入手することができるのです。 

 

もっとも、最近ようやくスマホを持つようになった身としては、全てのスケジュール管理をデジタルで完結させたいところ。

そこで、アナログな手帳の方は例えば下記のとおりに目的を分けて活用しようと思っています。

スマホ 手帳
マンスリー ウイークリー
事業計画 日々雑感
未来 過去
索引 詳細

お陰様で大きな病気も怪我もせず師走を迎えましたが、まだ3週間と少しありますので、最後まで気を抜かず1年間を締めくくろうと思います。


【参照】

◆株式会社日本能率協会マネジメントセンター

 手帳を使い分ける


◆日経ウーマンオンライン

 明日から3倍活用できる手帳の書き方